よくあるご質問
よくお寄せいただく質問をQ&A形式で掲載しています。
虫歯治療
- 歯がしみるのですが、虫歯でしょうか?
- 虫歯の他、詰め物の脱離、歯にヒビが入る、知覚過敏など色々な原因でしみている可能性があります。まずは、ご相談下さい。
- 虫歯になりやすい人はいるのでしょうか?
- 人それぞれ口の中の状態も個人差があります。虫歯菌の数・唾液の質や量・歯の性質・生活習慣・食べ物の好みなど一人一人異なるため、虫歯のなりやすさも違ってきます。
歯周治療
- 歯肉から出血がありますが、歯周病でしょうか?
- 歯垢(プラーク)・歯石が付着し歯肉が炎症を起こして、歯周病になっている可能性があります。
- タバコは歯周病に影響するの?
- タバコを吸うと血管が収縮し、歯肉の血行不良を引き起こします。血行不良は歯周病細菌に対する抵抗力が低下し、歯肉の炎症は少なくても重症化する可能性があります。治療・予防には、禁煙もしくは節煙が大切になります。
- 全身疾患と歯周病は関連性がありますか?
- 全身疾患と歯周病の関連性が近年報告されています。歯周病と関連しているものには呼吸器系疾患・心疾患・糖尿病や妊娠などがありますが、そのなかでも糖尿病との関連は深く歯周病を悪化させる大きな原因のひとつになっています。
- 飲んでいる薬が原因で歯茎が腫れることはありますか?
- 高血圧、心疾患、脳血管疾患などお薬の副作用で歯肉が腫れやすくなる場合があります。
歯内療法
- どんな時に歯の神経を取るのですか?
- 虫歯が進行し、細菌が歯の内部に入り込むと神経が細菌感染し痛みが出ます。神経全体が細菌感染すると、痛みを抑えるには感染した神経を取り除く必要があります。
主な症状は、冷たいものだけでなく温かいものにも痛みを感じます。その他にも噛むと痛みがある・夜寝るときに痛みが出る・歯根の先から膿が出るなどがあります。
- 歯内治療(根管治療)とはどんな治療?
- 歯の根の中に神経や血管などが通っている管を根管と言います。細菌感染した神経や根管の壁を歯科専用の細い針(リーマー・ファイル)のような器具でかき出すように取り除きます。根管を清掃し、再度感染を防ぐ為に根管に詰め物をする作業を実施していきます。
義歯(入れ歯)
- 入れ歯は定期的なチェックが必要でしょうか?
- 歯ぐき(どて)は時間とともにやせていきます。その為、入れ歯とどての間には隙間ができ食べかすが入りやすくなったり、外れやすくなります。不具合が生じる前に定期検診でわずかな隙間を調整し、長い期間安定した入れ歯を使用して頂くことをお勧めします。
- 入れ歯の安定材は使ったほうが良いですか?
- 適合が良くない入れ歯に対し、一時的に使用するには問題ないですが、長期間使用すると歯ぐきが痩せたり、噛み合わせが悪くなることもあるので、早めに入れ歯を調整してください。
予防歯科
- メインテナンスは、どれぐらいの間隔で来ればいいでしょうか?
- 治療が終了してから、3〜6ヶ月に一度は来院いただくことをお勧めします。虫歯や歯周病のチェックはもちろん、その原因となるプラークやバイオフィルムを除去することが大切です。
- 子供の虫歯予防をしたいのですがどうしたらいいですか?
- お子様自身の歯磨きで済ませるのではなく、できる限り仕上げ磨きをしてあげてください。子供は大人よりも虫歯になりやすい為、歯磨きはもちろんのこと食生活にも気を付けていただき、間食は時間を決めて与えましょう。定期的なフッ素塗布は虫歯になりにくいお口の環境づくりに効果的です。
口腔外科
- 親知らずは抜いたほうがいいですか?
- 上下の親知らずが真っすぐ生えていて噛み合っていれば抜く必要性はありません。しかし斜めに生えている場合、噛み合わせに影響を与えている場合、磨きにくく汚れがたまり虫歯になったり、周囲の歯茎が腫れて痛くなったりする場合は隣の歯を守るためにも抜歯を考えた方がいいでしょう。
- 抗凝固剤、抗血小板剤を服用していますが抜歯は可能でしょうか?
- 抜歯の際に出血が止まりにくい状態になっていることがあります。以前は休薬して抜歯を行っていましたが、最近はお薬を継続したまま抜歯を行う事も増えてきました。主治医と連携を取り、縫合をしっかりして止血を行えば問題ないことが多いです。
- 外傷で歯が脱落しましたがどうすればいいですか?
- 転倒、転落、交通事故などにより歯が抜けて口の外に飛び出してしまうことがあります。このような場合、抜けてしまった歯を元の位置に戻して固定する方法があります。歯をできるだけ早く牛乳や生理食塩水につけて、乾燥させないように持参し受診してください。
小児歯科
- いつから歯みがきをしていけばいいですか?
- お子さんの歯磨きは歯が生えてきたら始めるようにしましょう。乳歯は生後6カ月から9カ月頃に、前歯から生えはじめます。歯の生える順番や時期には個人差があり、下の前歯から生えることが多いです。
- 乳歯はぐらついてきたら抜かなければいけない?
- 歯は自然に生え変わることが多く必ず抜かなければいけないということはありません。しかし乳歯の位置と永久歯の位置がずれていると、永久歯が生えにくかったり、歯並びに支障をきたす原因になる場合は抜歯の対象になります。また、生え変わりの左右の時期が極端に違ったり、永久歯が見えているのに乳歯がなかなか抜けないときは、一度ご相談下さい。
ホワイトニング
- 人によってホワイトニングの効果は違うの?
- 一人ひとり、歯の厚みや質感が異なりますので全ての人に同じ効果がでるとは限りません。同じ人でも体調やライフスタイルの変化などによっても効果に変化が現れることがあります。
- ホワイトニングは痛いの?
- ホワイトニングによって歯の水分量が一時的に低下します。そのためホワイトニング後に冷たいものがしみるなど、知覚過敏の症状がでてしまう方がいます。
その場合は治療を中断(1〜2日)することで症状が軽減するか消失しますので、安心して使用していただけます。
- ホワイトニングはどんな人でもできますか?
- ほとんど可能ですが虫歯がある場合、重度の歯周病がある場合は、それらの治療を優先しなければなりません。歯科医師による診査や診断により、あなたがホワイトニングの適応症かどうかを判断します。
- 歯が白くなるまでどれぐらいの期間がかかりますか?
- ホームホワイトニングでは、通常数日後に効果が現れ始めます。個人差にもよりますが約2週間続けることで効果はでてくることが多いです。
スポーツ歯科
- マウスガードの取り扱い説明・管理方法は?
- 使用前には、マウスガードを水で軽くすすいでから、口にはめるようにしましょう。マウスガードは熱に弱い素材でできていますので、熱いお湯で洗うことは厳禁です。汚れがひどい場合には、軟らかい歯ブラシに歯みがき材をつけて、ていねいに磨くとよいでしょう。ヌメリや臭いが気になるのであれば、マウスガード専用の洗浄剤を使って洗浄するのも効果的です。
- どんなスポーツをする時に、マウスガードをつけたらいいのでしょうか?
- マウスガードの着用が義務付けられているのは、アメリカンフットボール、キックボクシング、ボクシング、アイスホッケー、インラインホッケー(ジュニア)、ラクロス(女子)、ラグビー(中学生、高校生、医歯薬大学リーグ)、空手道(一部)、テコンドー(世界テコンドー連盟)などです。コンタクトスポーツ以外にも、バスケットボール、野球、サッカー、スキーなど多岐にわたる競技でマウスガード装着が推奨されています。